手元という限られた世界でありながら、
組み合わせ次第で印象を
がらっと変えられるのがリングのおもしろさ。
ゴールドとシルバーのミックスや、
異なるボリューム感の合わせ方など、
失敗しない法則を3つの気分別にピックアップ。
※価格はすべて税抜き価格です
友達と会ったり、ひさしぶりに少し遠出してみたり。アクティブに楽しみたい日は手元もトレンド感を意識してコーディネートを思い切り楽しみたい。その場合、今っぽさの鍵を握るのはトゥーリングやボリュームリングなど存在感のあるフォルム。これらを中心としながら華奢なデザインのリングをプラスし、バングルも含めて、直線、円、曲線、と形がばらけるように意識。さらに、中指を中心としてポイントを作るように組み合わせれば、おしゃれ感がありながらも浮かないリングコーディネートが完成。
ワーキングスタイルは、何本も重ね付けするのではなく“シンプルなのに今っぽい”見え方が理想的。そのためには、一つだけ付けても悪目立ちせず、でも存在感はきちんと発揮してくれるデザインが必要。今回主役になっているのは、コイルのようなボリュームリングと、ゴールドとシルバーの2本を組み合わせたようなフォークリング。この2つだけだとややメンズライクなので、ムーンストーンをあしらったピンキーリングでフェミニンなムードをトッピング。曲線を描くバングルなら、袖口からさりげなく見えるバランスを自然に作り出してくれるので、シンプルな装いの時には欠かせない名脇役になってくれる。
家で仕事をしたりのんびり過ごす日は、視界に入るたびに心躍るような手元が理想的。「気合いを入れすぎず開放感があって、そして可愛い」を作るポイントは、指に馴染む華奢なリングを重ね付けすること。直線のデザインだけだとやや地味な印象になってしまうので、波を打っているようなシルエットや結び目のあしらいや、コンビカラーなど、メリハリを意識して。付ける場所は中央に集中させず、あえてランダムに散らばっているくらいが洒落て見えるコツ。ネイルも潔くナチュラルに。肌に馴染むジュエリーの質感や輝きを存分に楽しみたい。
Photo : Yuuki Kumagai Styling : Kumiko Sannomaru(KiKi inc.)
Hair&Make-up : Mika Iwata(mod’s hair) Model : Kaori Mochizuki Direction : Airi Hata