秋冬になってデコルテの露出が減ると変わるのが、
ネックレスと洋服とのバランス。
タートルネックや、厚手のVニット……
ネックラインに合わせた
ネックレスのコーディネート術を指南します。
※価格はすべて税抜き価格です
シンプルなコーディネートを楽しみたい時に活躍するクルーネックニット。首元が寂しくならないようにしたいものの、ネックレスが主張しすぎるとシンプルな印象から離れてしまう。そこでオススメしたいのが、洋服のネックラインをサンドするようにネックレスを配するテクニック。一般的なクルーネックの開きと相性が良い40cmチェーンを主役に、デザインが異なる2本をチョイス。上部のネックレスのようなデザインチェーンを2本重ねるのも良いが、どちらか1本は、パールがあしらわれていたりモチーフがあるデザインを選ぶこともポイント。自然と2本の動きに差が生まれることで、さりげないのに華やかな襟元を演出することが可能。
タートルネックの上から重ね付けする際に迷うのが、ネックレスのボリューム感。リブやざっくりした編み地のニットに華奢なデザインを重ねると、ネックレスが埋もれたり馴染んでしまって効果を発揮しないのが悩みどころ。そんな時は、大ぶりのチャームや、ややボリューム感のあるデザインチェーンを選びたい。ワンストロークで描いたチャームがついた60cmのロングネックレスは、それ一つでも十分存在感があるが、もう少しモード感を出すならチョーカーを重ねて長×短のメリハリを作って。
今季注目を集めるセーラーカラー。ニットのV開きを生かすなら、ネックレスもゆるやかにVラインを描くデザインを選び、すっきりしたデコルテを演出したい。流れるようなモチーフが印象的なネックレスと、バーモチーフが連なるネックレス。ともに40cmという同じ長さでありながら、モチーフやパーツが異なるだけでそれぞれが違う動きを生むので、自然と抜け感が生まれる。メリハリをつけたい場合は、トップにモチーフがないものを短めにつけ、長短の差が出るように組み合わせてみて。
Photo : Yuuki Kumagai Styling : Kumiko Sannomaru(KiKi inc.)
Hair&Make-up : Mika Iwata(mod’s hair) Model : Kaori Mochizuki Direction : Airi Hata